注文住宅は計画的に余裕を持って進めるのが良い
注文住宅は計画的に余裕を持って進めるのが良い
注文住宅はすぐに工事が始まり、パッと家が建つというものではありません。
家が建つまでには様々な工程をクリアする必要があるため、計画的に余裕を持って進めることをおすすめします。
注文住宅が建つまでの流れは主に資金計画、土地探しと住宅メーカーを決める、工事請負契約し詳細打ち合わせとプラン決定を経て、やっと着工に移ります。
着工してから完成するまでにかかる期間は、ケースによって変わってきますが早くて約8か月から1年ほどです。
このように完成するまでには長い期間がかかるため、余裕を持って進めていくことが必要です。
特に実際に住み始めてから、「こんなはずじゃなかった」と失敗のリスクを抑えるためにも、業者との打ち合わせは時間をかけたいところです。
人によっても変わってきますが打ち合わせだけでもは5~10回程度で、期間は3~6ヵ月くらいかかります。
こだわりが強い方だと20回以上、期間も1年以上打ち合わせに費やすこともあるようです。
注文住宅で業者との打ち合わせでは、このポイントに注意!
設計の自由度が高い注文住宅であれば、デザインをはじめ間取りやインテリアあるいは水まわりの設備や費用に至るまで、家のあらゆる面で自分たちの希望や条件に見合った、理想的なアレンジが可能になります。
とはいえ、家づくりの素人であれば、何から何まで自力で決めるのは難しいのが現実。
実際にはハウスメーカーや工務店といったプロの業者と協力し合いながら、理想の住まいに近づけていくというのが、一般的な傾向です。
そのため既に完成度の高い規格住宅と比べ、注文住宅では業者と接触しなければならない期間や頻度が増えるのも、見逃せない事実でしょう。
したがって素人の施主であれば、業者の言いなりになって後悔しないように、事前に打ち合わせのポイントを抑えておくことが肝心です。
例えば気になる予算であれば、最初に上限をしっかり決めておいて、それを営業担当者に伝えておくことが大切。
こうすることで予算オーバーを防ぐことができますし、業者側も最適なプランを提案しやすくなります。
また自分たちが理想とする住まいのイメージも、事前に整理しておくことが重要です。
家族でインターネットやカタログを見ながら話し合ったり、住宅展示場やショールームへ足を運ぶなどして、理想と現実とのバランスに見合った、理想の住まいに近づけていきます。
その上で打ち合わせに挑めば、業者の話に流されるリスクも減るはずです。